中型カラシンの代表的な熱帯魚「イエローピンクテール・カラシン」の飼育方法や注意点

イエローピンクテール・カラシン

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カラシン科の熱帯魚といえば、ネオンテトラとかカージナルテトラのように、体長が4,5cmほどの小さいものを連想することが多い種だと思います。

ただ、このカラシン科にも体長が大きくなる「中型種」がしっかりと存在しているんですね。

その中型カラシンの代表的存在ともいえる熱帯魚に「イエローピンクテール・カラシン」がいます。

古くから最もポピュラーな存在の中型カラシンとして親しまれてきた種で、小型ならネオンテトラ、中型なら本種というくらい人気があるといえます。

名前の通り、尾びれがピンク(腹ヒレが黄色)に染まる、美しい発色を持つ熱帯魚です。

ここでは、イエローピンクテール・カラシンの飼育方法や導入時の注意点についてご説明していきますね!

 

イエローピンクテール・カラシンについて

イエローピンクテール・カラシンは、ブラジルやコロンビア、ギアナなど中南米~南米に広く生息が確認されているカラシン科の熱帯魚です。

カラシン科では中型を代表する存在でもあり、体長は約30cmほどまで成長します。

 

体色は全体的に銀色(シルバー)で、特にこれと言った特徴や派手さはありませんが、鮮やかに染まるピンクの尾ビレ、そして黄色に染まる腹ビレと、部分的にすごく美しい発色を見せる熱帯魚なんですね。

また、、、良く見ると、エラ付近の黒い点と、スレンダー体形から、なんだかイワシっぽくも見えます。。。

が、大きくなるとコイのようなガッチリ体形で迫力ある姿になります。

小型のカラシンでは絶対に見られない「迫力」が、イエローピンクテール・カラシンにはありますので、広い水槽で群泳させて観賞を楽しみたいですね!

 

イエローピンクテール・カラシンの飼育データ

  • 体長:30cm
  • 水質:弱酸性~中性
  • 水温:22℃~28℃
  • 寿命:5年以上
  • 参考価格:1匹あたり

 

イエローピンクテール・カラシンは、体長が30cmほどまで成長する中型~やや大型の熱帯魚です。

縄張り意識が強い熱帯魚で知られ、同種同士では頻繁に小競り合いをします。

ですが、他種の熱帯魚に対しては関心を示さずに、フルシカト状態であることが多いことから、同サイズ程度であれば問題なく混泳が出来ます。

飼育は容易で、初心者でも容易に飼うことが出来る熱帯魚です。

中型熱帯魚を初めて飼育する方にはピッタリな熱帯魚の一つと言えますね!

 

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縄張り意識の強い熱帯魚の飼育方法

イエローピンクテール・カラシンは、縄張り意識が強く同種が近づくと追い払おうとしたり、執拗に追いかけて攻撃的になることがあります。

そういった熱帯魚を上手く飼育するには、「複数」で飼育するのが理想なんですね。

例えば、2、3匹だけで飼育すると、その中で一番強い個体がボス的存在になり、強弱関係がハッキリとしてしまうんですね。

それによって、強い個体が弱い個体を一方的にフルボッコにしてしまうんです(汗

個体数が少ないと、ボコられる標的が特定の個体しかいなく、つまり一方的にイジメられることになり、餌を満足に食べられなかったりして弱ってしまうこともあります。

複数匹いれば、追い払おうとしたり攻撃しようとする標的が複数いることになりますから、縄張り意識を低下させる効果があるんですね。

例え弱い個体がいたとしても、複数匹いれば特定の個体だけがボッコボコにされる心配もなくなる、、、という感じです。。。

イエローピンクテール・カラシンは大きい熱帯魚なので、複数で飼育するとなると最低でも90cm水槽は必要となってくるでしょうね。

 

イエローピンクテール・カラシンの餌

餌は人工飼料から生餌まで何でも食べてくれます。

草食性がやや強いのか、柔らかい水草を突っついて食べる姿も頻繁に目にします。

動きの素早いカラシンだけあって、餌を食べるスピードもかなり速いです。

なので、混泳している魚でマッタリ系の魚を飼育している場合は、満足に餌が食べられない恐れがあるので、行き渡っているか確認する必要がありそうです。

冷凍アカムシも飛びつくように食べるので、中型熱帯魚の迫力ある餌の食べ方も見どころの一つといえますね!

 

さいごに

中型のカラシン科を代表する存在である、イエローピンクテール・カラシンは、基本色がシルバーなので派手さは無いように見えますが、尾びれが鮮やかに染まる姿は「美しいッ」「綺麗な魚だなぁ」と、思わず口に出してしまいそうな魅力のある熱帯魚です。

イエローピンクテール・カラシンの飼育を飼育するには、縄張り問題もあるので、複数匹で買った方がいいので、かなり広めの水槽が必要となります。

でも、アクアリウムをやっている人なら、大型水槽で大型種を買ってみたい願望って絶対にありますよね!?

イエローピンクテール・カラシンの場合は、大型の水槽で、中型種を群泳させるといった方が正しいかもしれませんね(笑

群泳させれば、尾びれの鮮やかな赤、そして腹びれの黄色が映えてもの凄く綺麗な水槽が出来そうですね。

飼育は容易なので、これから中型~大型の熱帯魚を飼育しようとお考えの方には、是非イエローピンクテール・カラシンはお勧めの存在ですよ!

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