水槽を立ち上げたら、次はいよいよ熱帯魚を導入していきましょう!
・・・とは言っても、アクアリウムを始めたばかりだと「どんな熱帯魚を導入すればいいんだろうか」と、疑問に思う方も多いはずです。
熱帯魚には美しい種類のものが多々存在しておりますので、広く見渡せば、アレもコレもと欲しくなってきます(笑
だけど、熱帯魚によっては、飼育が難しい種類もいますし、他の熱帯魚に対して攻撃的(混泳不可)なものもいるので、購入する前に下調べはしっかりと行う必要があります。
という訳で、ここでは「飼育しやすい(丈夫)」、「性格が温和(他種と混泳できる)」、「熱帯魚らしい美しさ」などの条件を満たした、初心者でも飼育しやすいオススメの熱帯魚をピックアップしていきます!
目次
初心者にお勧めの熱帯魚について
熱帯魚には本当に多くの種類がいますから、どれが欲しいかといわれれば、何種類も欲しい魚が存在しますのでキリがありません・・・(汗
広い水槽をお持ちなら多くの種類をごちゃ混ぜ(混泳)で泳がせる手もありますが、ただ何種類も飼育できるかと言えば、さすがに限りがありますので、魅力的なものを数種チョイスすることになります。
そんな沢山いる熱帯魚の中でも、特に人気の高い種類のものを以下でご紹介していきます。
初めて熱帯魚を飼育する方のご参考になればと思います!
ネオンテトラ(ド定番の超人気種)
熱帯魚の「入門」的存在であり、古くから絶大な人気を誇る存在の「ネオンテトラ」。
どれくらい人気があるのかと言うと、、、それはもう北海道のお土産と言ったら「白い恋人」と言うくらい、アクアリウムでは”ド定番”で人気の絶えない種です。
ちなみに、僕が最初に飼育した熱帯魚も、このネオンテトラでした。。。
この熱帯魚の体色である、サファイアのようなブルーと、ルビーのようなレッドを見れば人気があるのも分かります。
これだけ美しいのに価格も非常に安価なので、大量に導入して宝石がキラキラと光り輝くような水槽だって容易に作れてしまいます。
初心者の方には120%自信をもってお勧めできる熱帯魚です!
カージナルテトラ
と思うかもしれませんが、よく見ると赤色の面積が広く、ネオンテトラとは違って腹部まですべて赤に染まる美しい熱帯魚です。
東南アジアを中心に、盛んに養殖が行われている関係で、かなり価格も安価になっています。
赤色が好きと言う方は、カージナルテトラの方が魅力的に見えるかもしれませんね!?
アナタはネオンテトラ派?
それとも、カージナルテトラ派!?
ネオンテトラやカージナルテトラは、「カラシン科」に属する熱帯魚です。
小型のカラシン科には、他にもいっぱい綺麗な魚がいるので、是非いろいろと探してみてくださいね。
基本的には、性格が大人しく混泳向きのものばかりですが、一部は気性が荒く他の熱帯魚のヒレをかじる種類もいるので注意してくださいね!
ラスボラ・ヘテロモルファ
美しい体色に、三角形(三味線のバチのようにも見える)のユニークな模様を持つ熱帯魚の「ラスボラ・ヘテロモルファ」。
ラスボラ系の熱帯魚も飼育が容易で美しい種が多いです。
ヘテロモルファによく似た模様ですが、やや体形がスマートでオレンジの発色が美しい「ラスボラ・エスペイ」、赤色の発色が美しい「ボララス・マキュラータ」や「ボララス・ブリジッタエ」などはこの種でも特に美しいので、是非チェックしてみてくださいね!
アフリカン・ランプアイ
一見地味な感じに見える魚ですが、体の割に大きな目がメタリックなブルーに輝くという魅力のあるアフリカン・ランプアイ。
メダカの仲間で、多くの数を群泳させてこそ、真に美しい姿が見られます。
なので、アフリカン・ランプアイを導入する場合は、10匹、20匹、それ以上と、多く水槽に導入されることをオススメします!
プラティー
メダカの仲間でお勧めの種と言えば、「プラティー」も外せません!
尾びれにミッキー模様がある、ミッキーマウスプラティなんて面白い種も存在します。
プラティは、非常にカラーバリエーションが多く、プラティを購入しようと思うと、次はどの色がいいかなぁ~、、、と選ぶ楽しさもあります。
さらに、繁殖がめちゃくちゃ容易で、とにかく増えて増えて増えまくる種でも有名です。
初心者でも容易に繁殖で増やすことが出来るので、飼育・繁殖ともに楽しめる種です。
プラティは、凄まじい草食性も見どころ満載な熱帯魚・・・。
下記はオトシンの記事(だった)のですが、最後のほうはプラティ一色になってしまってます。。。
ポポンデッタ・フルカタ
ポポンデッタ・フルカタは、レインボーフィッシュの仲間で、この種の中では最も人気のある種の一つです。
フルカタさん以外にも、レインボーフィッシュには美しい種類が多数存在しますので、この種の中から探してみるのもいいかもしれませんね!
他にお勧めといえば、長いヒレがカッコいい!「ニューギニアレインボー」、バタフライフィッシュのような特徴あり過ぎの「バタフライ・レインボー」、他より少し大型(8cmほど)になりますが「ハーフオレンジ・レインボー」とか、めちゃくちゃ綺麗ですよ!
ゴールデンハニードワーフグラミー(GHD)
グラミーの仲間では、特に小型で性格も温和で、他種とも混泳でき、なんとも可愛らしい見た目から、非常に人気が高まっている熱帯魚です。
オスの方が発色は美しく、メスは地味な感じとなるので、オスの割合が多い方が鑑賞的にはgoodです。
ほんの数匹しか導入しない場合は、出来れば店員さんに頼んでオス個体をゲットしましょう!
※ただし、小さい個体ではオスメス判別が難しいので、、、複数匹導入した方がいいかもです。。。
また、他のグラミーの仲間には気性の荒い種類も多く存在するので、購入前に確かめるようにしましょう!
番外編:ベタ
「とにかく美しい熱帯魚」といえば、ベタという種類がいます。
かつては、アイフォンのパッケージにも採用された魚で、「見たことある!」と思う方もいるはずです。
とにかく美しい熱帯魚ではあるんですが、、、別名「闘魚」とも呼ばれ、ベタのオスを2匹以上おなじ水槽に入れると、死ぬまで戦うという完全なる戦闘種族の血が流れているので同種の混泳は出来ません(汗
広いスペース水槽でなら他種との混泳が出来る場合もありますが、気性の荒いベタは他の熱帯魚をフルボッコにする恐れがあり、また、ヒレをかじる熱帯魚によりベタのヒレがボロボロになる恐れもあるので、基本は単一飼育が望ましいです。
ベタの凄い所は、特殊器官が備わっていて口から酸素を取り入れることが出来る点です。
それによって、小さいボトルなどでも飼育が楽しめる種として有名なんですね。
綺麗な熱帯魚を小スペースで飼育したいという方には、ベタはお勧めの存在です!