日本の河川にも生息し、古くから馴染み深い淡水魚にメダカがいます。
この名前を知らない人は、まず居ないというくらい有名な魚ですよね!
ところで皆さんは、メダカのオスとメスの判別方法をご存知でしょうか。
一見、どれも同じような個体にしか見えなくても、ある部分を確認するだけで簡単に判別出来てしまう、意外とオスとメスの判別が容易な淡水魚なんですね。
繁殖も非常に簡単で、元気なオスとメスの個体がいれば、それだけで増やすことが出来るのもメダカを飼育する楽しさとなっています。
以下では、メダカのオスとメスの判別方法について、画像付きで詳しくご説明していきますね!
メダカのオスとメスについて
メダカといえば、古くから日本に馴染み深い魚として親しまれてきた存在ですが、今やメダカは「泳ぐ宝石」と称されるほど美しい改良品種が作出されています。
その美しさは、世界中に生息する美しい「熱帯魚」の域をも超え、さらには幅広い水質や水温にも対応できる丈夫さ、そして繁殖のし易さと、メダカの魅力は尽きるところを知りません。
「熱帯魚の飼育はグッピーに始まり、グッピーに終わる」という有名な格言があるのですが、これは、グッピーの種類の豊富さや、無限のように増えることからつけられた言葉なんですが、今や「メダカに始まり、メダカに終わる」といっても過言ではないほどの地位を確立しています。
そんな数えきれないほど存在するメダカですが、どの種のメダカであってもオスとメスの判別方法は同じです。
判別する時に見るポイントはいくつかありますが、より確実性のあるポイントについてご説明しますね!
メダカのオスとメスの判別方法
メダカのオスとメスの判別方法は、ある程度成長している個体の「背ビレ」と「尻ビレ」の”形状”を確認するのが一番の方法といえます。
同じように見える個体でも、オスとメスでは以下のような違いがあるんです!
①背ビレを確認しよう!
画像は「オス」の個体です。
オス個体の最大の特徴は、やはり「背ビレに切り込みが入っている」ことです。
別に何かにスレて裂けているわけではなく、オスだけが持つ特徴の一つなんですね。
こちらは「メス」の個体です。
オスのように切れ込みが全くないのが特徴。
ただ、何かに引っ掛けたりして背ビレが裂けてしまうことも無きにしも非ずなので、切れ込みがオス特有のものなのか、それとも裂けているのかを見極めるのも慣れが必要かもしれません。
※とはいえ、そうそう都合よく背ビレが裂けることは少ないでしょうけどね(笑
②次に、尻ビレを確認しよう!
それでは、またまた「オス」個体の画像を見て頂きます!
オスの個体は、尻ビレが横長の四角形のような形状で、メスに比べて断然大きく見えるのが特徴です。
見ごたえ抜群ですね!
続いて「メス」個体の画像です。
メスの個体の尻ビレは、四角形ではなく、尾びれの方があまり伸長しなく、どちらかというと三角形のような形状をしています。
もちろん、オスに比べ尻ビレが小さく見えるのが特徴となるんですね。
まあ、画像のように卵をぶら下げている時点で100%メス個体なんですが、、、それは置いといて。。。
オスとメスの判別方法を理解したうえで、大量のメダカが泳ぐ水槽を眺めると、「コレはメス!これはオス!」と、ついつい個体を見るようになるはずです(笑
分かりずらい個体もいますが、見慣れてこればほぼほぼ分かるようになってきますよ!
他にも、腹ビレの形状(大きさ)など、判別するポイントはありますが、上記の2点がパッと見てすぐに判断できるポイントなので、これを抑えておけば大丈夫でしょう。
まとめ
メダカのオスとメスを判別する方法、、、
それは、
- オス=背ビレに切れ込みが入っていて、尻ビレが横長の四角形で大きい
- メス=背ビレに切れ込みが無く、尻ビレが三角形で小さい
メダカを見る機会があったら、上記のポイントを探し、その個体がオスかメスかを判断してみるのも面白いかもしれませんよ!
是非、試してみてくださいね!