青緑色が美しい”初心者にお勧め”海水魚「デバスズメダイ」の飼育方法や注意点について

デバスズメダイ

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照明器具や外光の反射具合によって、体色がグリーン(緑色)に見えたり、またはブルー(青色)に見えたりと、体色の変化が楽しめる海水魚に「デバスズメダイ」という種類のものがいます。

名前にもある通り”スズメダイ”の仲間で、この種には気性の荒いものが多いのですが、デバスズメダイは比較的温和で複数で群泳させることも可能なことから、マリンアクアリウムでは非常に人気が高いんですね!

群泳には大きな水槽が必要ですが、体長がそれほど大きくならない種なので、少数であれば小型の水槽からでも飼育が出来、丈夫で飼いやすい海水魚の為、初心者にもオススメです。

水槽内に、グリーンやブルー色の海水魚を取り入れたいという方にも、うってつけの存在となってくれます。

ここでは、デバスズメダイの飼育方法や導入時の注意点などをご説明していきますね!

 

デバスズメダイについて

デバスズメダイは、インド洋や中・西部太平洋海域に広く分布するスズメダイの仲間です。

スズメダイの仲間には、とにかく丈夫で飼いやすい小型の海水魚が多く存在しますが、その中でもデバスズメダイは最もポピュラーな存在で、古くから親しまれてきた種なんですね。

基本、青色の体色が綺麗で、光の当たり具合によっては緑色にも見え、水槽内で色彩の変化が楽しめる美しい魚です。

また、スズメダイの中では協調性のある種なので、同種同士で群泳させてブルーグリーンが群れ成す美しい水槽にも出来ますし、他種を攻撃するという事もないので、他の色の綺麗な海水魚との混泳も楽しめます。

 

デバスズメダイの飼育データ

  • 体長:8cm
  • 水温:24℃前後
  • 寿命:5年前後
  • 参考価格:1匹あたり200円ほど

 

デバスズメダイは、体長が最大で8cmほどの小型の海水魚です。

性格は温和なので、群泳ぐはもちろん、同サイズ程度で同じく性格が大人しい海水魚との混泳が気軽に楽しめます。

自然界ではサンゴ礁の密集する場所に広く生息し、サンゴに悪影響を与えることがありません。

なので、サンゴを育成している水槽でも安心して導入・飼育することが出来ます。

 

とにかく丈夫な海水魚として知られ、水質の変化にも強く、マリンアクアリウム初心者の入門的存在でもあるんですね。

色も綺麗ですし、最初に飼う海水魚としてはうってつけの存在と言えます。

 

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パイロットフィッシュ(テストフィッシュ)に利用されることが多い

デバスズメダイは、パイロットフィッシュ(テストフィッシュ)として利用されることの多い海水魚なんですね。

このパイロットフィッシュというのは、簡単にば水槽が立ち上がったか確認することです。

水槽立ち上げ当初は、バクテリアが繁殖していないので、いわば水質は不安定な状態なんですね。

そこで、海水魚を入れても問題なく飼育できるかを確かめるという事なんです。

 

また、バクテリアも繁殖する為には「餌(魚の排泄物)」が必要なので、パイロットフィッシュはバクテリアを増やす効果もあるんです。

それで、最初に投入したデバスズメダイをしばらく飼育して、問題がないようであればメインの生体を投入するといった感じです。

 

まあ、いわばパイロットフィッシュとは、その場所(水質・環境)が安全か確かめる役で、水質が悪ければ当然、デバスズメダイに何らかの問題が現れます。

なので、命をないがしろにするような行為で引けるかもしれませんが、水槽内と言う閉ざされた環境で生体を飼育するには必要となってくることも多いんですね。

海水魚水槽の「パイロット(テスト)フィッシュ」はデバスズメダイ!導入時期や匹数も!

 

デバスズメダイは群れで飼育するのが望ましい

デバスズメダイは、自然界では大きな群れを形成して生活をしています。

群れることで、自分たちを大きく見せて敵から身を守る、、、又は襲われても少しの犠牲で済むという、防衛本能からきているんですね。

つまり、群れる習性のある魚と言うのは基本、大人しかったり憶病な種であるといえます。

 

なので、水槽の導入するときは、ある程度の数を入れてあげた方が、デバスズメダイとって良い影響を与えるといえます。

複数匹いることで、群れを形成して本来の生態系が楽しめるので、見ているコッチも楽しいですよね!

・・・ただ、水槽内が安全過ぎると判断すると、群れる習性がある魚も、、、なんと群れを作らなくなるんです(汗

慣れって怖いですよね。。。

その時は、デバスズメダイよりも大きな生体を導入することで、それに脅威を感じ、また群れを作るようになったりします(笑

※あくでも混泳させる生体は、デバスズメダイを攻撃しない種で!

 

デバスズメダイの餌について

デバスズメダイは、人工飼料にすぐ餌付いてくれることがほとんどですので、餌付けに苦労するといったことはないでしょう。

基本的に人工飼料をメインに与えていれば大丈夫です。

 

“痩せ”が気になる場合は、栄養価の高い活餌か、冷凍ホワイトシュリンプ(イサザアミ)を与えるのがオススメです。

何にしても、冷凍飼料は食いつきが人工飼料と比べて圧倒的に良いので、人工飼料と併用してたまに食べさせてあげるのも良いですよ。

 

さいごに

水槽内でブルー~グリーンが映える美しい小型海水魚の「デバスズメダイ」。

「とにかく丈夫で飼いやすい」「性格が温和で混泳・群泳ぐ可能!」と、マリンアクアリウムを楽しむのに十分すぎる性質を持つ魚なので、初心者~上級者問わずお勧めの海水魚です。

特に、これからマリンアクアリウムを始めるという方にとっては、是非オススメしたい種です。

体色の青緑は、とても清涼感があって綺麗なので、涼しげなカラーの海水魚をお探しの方も、是非チェックしてみてくださいね!

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