熱帯魚で人気のコリドラスは「低層を泳ぐ」というイメージの強い魚ですよね!?
愛嬌のある顔、そしてチャームポイントともいえるヒゲが可愛らしく、イメージ通り低層を生活圏とする熱帯魚です。
ただ、コリドラスの中で特に小さい「チビコリ(ミニコリ)」と呼ばれる種類の中には、普通のコリドラスとは違って中層から上層など水槽内を活発に動き回る珍しいものも存在します。
ここでは、コリドラスの中で最も小っちゃい、通称チビコリ(ミニコリ)達をいくつかピックアップし手みたいと思います。
小っちゃくて可愛らしいコリドラスが欲しいという方も多いのではないでしょうか!?
そんな方にピッタリの種類だけをご紹介していきますね!
チビコリ(ミニコリ)について
コリドラスと言えば、低層を泳ぐ熱帯魚で知られ、他の熱帯魚の食べ残しを綺麗にしてくれる掃除屋(スカベンジャー)として導入されることも非常に多いです。
また、種類豊富な熱帯魚でもあり、中には珍しい種類や魅力的な色彩や色を持つものもいて、コリドラスのコレクターや専門で飼育するマニアがいるほど人気があるんですね。
皆さんは、コリドラスと聞いて「どのくらいの大きさ」を想像するでしょうか。
熱帯魚ショップでよく見かける種類と言えば、コリドラス・ステルバイとか、アルビノタイプのコリドラスあたりでしょうかね。。。
これらのコリドラスは、売られている時は小っちゃい個体もいますが、成長すると大体6cmほどまでになります。
6cmって言ったら、それほど大きいわけではなく、むしろ小型ですよね。
ただ、以下でご紹介するチビコリたちは、なんと2cm~3cmほどまでしか成長しない、極小サイズのコリドラスです。
とにかく小さいコリドラスをお探しの方は、下記でご紹介する種類を、是非チェックしてみてくださいね!
コリドラス・ハブロースス
コリドラス・ハブローススは、体長が最大で2.5cm~3cmほどの極小サイズのコリドラスです。
体の中央に入る太い黒線の模様が特徴的なコリドラスです。
コリドラス・ハブローススの特徴としては、普通のコリドラス同様に体高があって、しっかりとしたヒゲがある愛嬌たっぷりの顔をしているんですね。
そして、普通のコリドラス同様に、主に低層を動き回ります。
普通のコリをそのまま、最大限まで小っちゃくしたような感じで、チビコリの中では最も「コリドラスらしい」種類であることから人気が高いです!
コリドラス・ピグミー
コリドラス・ピグミーは、なんと2cm~2.5cmほどの超極小サイズのミニコリです。
ボディを一直線にくっきりと入る黒模様が特徴的で、どの個体も模様にムラが無く綺麗なのが特徴的です。
コリドラス・ピグミーは、普通のコリドラスとは違って、中層~上層など水槽全体を活発に泳ぎ回る珍しいコリドラスです。
体形も、普通のコリとは違って体高がやや低く、泳ぎに適した感じになっています。
また、顔を近づけないと分からないかもしれませんが、ちょこんとした小さなヒゲがあります。
これはこれで可愛らしいですね(笑
コリドラス・ハステータス
コリドラス・ハステータスは、体長が最大で2.5cm~3cmほどの極小サイズのチビコリです。
尾びれに入った黒い大きなスポット模様と、白い2つの小さなスポット模様が特徴的で、これによく似た種類に「ハステータス・カラシン」がいます。(模様がほぼ同じ)
特徴的には、上記でご紹介した「コリドラス・ピグミー」と同じで、水槽全体を活発に泳ぎ回る珍しいコリドラスです。
姿もコリドラス・ピグミー同様に、体高がやや低く、ちっちゃなヒゲがちょこんとくっ付いている可愛らしいコリドラスなんですね!
さいごに
コリドラスの中でも、メチャクチャ小さい通称「チビコリ」をご紹介していきましたが、お気に入りの極小コリドラスは見つかりましたか!?
普通のコリドラスと同じ習性を持っていて、尚且つ極小タイプが欲しいという方は「コリドラス・ハブロースス」がオススメです。
逆に、水槽全体を泳ぎ回る、普通の熱帯魚のような習性を持つ珍しいコリドラスなら、「コリドラス・ピグミー」と「コリドラス・ハステータス」を選ぶといいですね!
ちなみに、この2種は複数導入すると群れで行動するので、それも普通のコリドラスには見られないような魅力があるといえます。
また、色んなチビコリたちを混泳させれば、コリドラスなのに低層~上層までにぎやかな水槽が作れます。
水草をいっぱい植えているようなレイアウトに泳がせると、チビコリたちの色彩も映えて美しい姿が見られます。
とにかく、メチャクチャちっちゃいコリドラスが欲しいという方には、上記でご紹介した3種はうってつけの存在と言って間違いないでしょう!