アクアリウムの楽しみ方は色々ありますが、最初は砂利を敷いて、水草を植えて自然のような風景を作りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
初心者でも、水草を用いてレイアウトするだけで、なんか本格的な水槽に見えたりするんですよね。
でも、水草は育てるのが難しいのがあったり、手入れが面倒だったり、枯れて水質の悪化が気になったり、二酸化炭素を添加したり・・・と、日々の管理が欠かせませんよね。
もし、上記のような手間を一切かけたくないという場合は「人工水草」を用いるのも一つの手段としてあります。
今では、かなり精巧な作りの人工水草が多く出回っているので、人工水草にもスポットを当ててみましょう!
人工水草について
人工水草は、水槽のレイアウト用に作られたものですね。
僕は「水草は本物に限る」と思っていましたが、実際に人工水草を見てみると「結構いいかも・・・」と思うくらいのものが多くあります。
人工水草、いわゆる「偽物」なので、当たり前ですが成長なんて全くしませんから、手入れする手間が一切かかりません。
唯一、手入れするとしたらコケとかの汚れが付着してきたら、定期的に洗ってやるくらいでしょうか。
買ってきたときの状態そのものを、いつまでも楽しめるのが人工水草の最大の特徴です。
大きめの石と組み合わせると、より自然に近い感じになっていいですよ。
水槽に入れてみた感想
水槽に入れて、照明をつけると鮮やかな色が見られます。
水槽全体が一段と明るくなるような感じです。
ただし、デメリットもあります。
上記の画像を見ると、本物の水草と人工水草を並べるとちょっと違和感があるんですね。
水草レイアウトなら、全て本物の水草だけを入れるでしょうが、人工水草を使う場合は、とことん人工水草で固めた方が見栄えの良い水槽となります。
また、本物の水草は柔らかいですが、人工水草は「硬い」です。
葉の先の部分は尖っているものが多く、魚が驚いて瞬発的に動いた際にピンポイントでザクッと刺さったら痛そうです。。。(汗
魚の種類によっては、使用する人工水草の選別も必要かもしれませんね。
ガラス水槽にはめ込むタイプも
フレームなしタイプの水槽に取る付けられるタイプの人工水草もあります。
フレームが付いているタイプの水槽では取り付けることが出来ないので注意しましょう。
このタイプは、そのまま水槽にガポッと差し込むだけで使用できます。
水中に半分だけ浸かっていて、半分から上は水上に出したりできます。
なかなかグッドなデザインですよね!
そして、折り曲げたり真っすぐにしたり、自由に角度を変えられるので画像のように垂れ下がった感じにするのもいいですし、全体的に茂った感じに出来たりします。
このタイプは、見て楽しむような人工水草と言えますね。
水草レイアウトの水槽で、水上葉を育てるのは厳しいですから、これは人工水草だからできる利点といえます。
他にも、本物ソックリで魅力的な人工水草が沢山あります。
沢山ある人工水草の中からお気に入りのものをチョイスしていくといいでしょう。
本物は手間がかかるからちょっと・・・でも、水草レイアウトは捨てがたいなぁ・・・なんて思っている方、ちょっとしたアクセントが欲しいという方は是非、人工水草を試してみてくださいね。
本物の水草には、本物にしかないような魅力があるように、人工水草にしかない魅力が楽しめるはずです。