ベタの飼育や繁殖に最適な水草や浮き草と不向きな水草とは!?お勧めの種類をご紹介!

ベタ(iPhone 6sパッケージ画像の魚)

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小さな容器でも飼育が出来る、優雅で美しすぎる熱帯魚で有名な「ベタ」ですが、どうせなら広々とした水槽で飼育してあげるのが望ましいです。。。

さらに欲をいえば、水草をたくさん茂らせる「水草レイアウト」に美しいベタを泳がせたいところです!

あの大きなヒレと綺麗な色彩が水草の緑とマッチして、その光景はまさに「息をのむほど美しい!」姿が見られます。

とは言っても、使用する水草にも向き不向きがあります。

ベタの大きなヒレは、硬い水草の葉に引っかけて、裂けてしまうことがあるんですね(汗

まあこれは、レイアウトの仕方や、硬い水草を入れる度合いにもよって変わってくるでしょうが、そういったリスクは極力避ける方が無難と言えますよね!

という訳で!以下では、ベタの飼育に適した水草の種類でお勧めなものをピックアップしていきますね!

 

ベタについて

ベタって、可哀そうなくらい小さな容器で販売されていることがあります。

熱帯魚ショップや、ホームセンターなどで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ベタには空気呼吸が出来る特殊器官が備わっているので、水中に酸素を送り込まなくても生きていける珍しい性質を持つ熱帯魚なんですね。

その為、「小さな容器でも飼育が出来る」というイメージが定着していますが、実際に小さい容器での飼育はかなり難しいんです(汗

その理由は一つ!

「水量」が少なすぎるからなんですね。。。

水量が少ないと、水質や水温の変化が激しくなります。

例えば、水量が少ないと外部からの温度の影響を受けやすく、一日中、水温の変化に晒され、餌を与えれば水が一気に汚れてしまいます。

そもそも、小さい容器だと熱帯魚飼育に必要なヒーターの設置が出来ませんから、この時点で季節や環境によっては完全にoutって感じです・・・。

熱帯魚をしたことが無い方でも何となく想像は出来ますよね!?

 

なので、ベタの飼育はある程度、広々とした水槽で飼育するのがお勧めなんですね。

お勧めの水槽は、20cm~30cmと小型でも水量が多くインテリア性抜群の「キューブ型水槽(長さ・高さ・奥行が全て同じ長さのサイコロ型)」です。

iPhone6sのパッケージ画像にもなった大きなヒレが特徴の熱帯魚「ベタ」を飼ってみよう!

 

また、これだけ美しい熱帯魚ですから、是非「水草レイアウト」で飼育するのもお勧めです。

・・・ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、本題のオススメ水草をご紹介していきますね!

 

ベタに適した水草

ベタは、水面にオスが泡巣を作る習性があるんですね。

これは、繁殖して卵や稚魚を管理する巣なのですが、オス単独飼育でもこの習性は見ることが出来ます。

そのことから、ベタに”最適”な水草があるとすれば、それは「浮き草」であるといえます。

水面に浮草を浮かべてあげれば、オスが浮草の葉と葉の間に泡巣を作り、巣が流されてしまう心配が無くなりますし、最高の隠れ家ともなりますので浮き草を使用するメリットは大きいです。

レイアウトに使用する水草は「柔らかい水草」の中から選べば問題はないでしょう。

 

アマゾンフロッグビット

アマゾンフロッグビットなんかは、密集させて浮かせておくと最高の隠れ家にもなりますし、良き泡巣の作り場にもなります。

小さな葉が密集しすぎていると、泡巣が作りにくいので、アマゾンフロッグビットくらいの葉の大きさだと葉と葉の間に多少の空間があるので、泡巣の作りやすい水草でもあるんですね。

 

ウォータースプライト

グッピーの飼育・繁殖に最適な水草として古くから利用されているウォータースプライトもベタ飼育に適しています。

鮮やかな黄緑色が美しい水草で、ただ浮かべているだけでも観賞価値く見ごたえがあります。

また、低床に植えて育成も出来るので、レイアウト、浮き草の両方に使用できる便利な水草と言えます。

 

サルビニア・ククラータ

ちょっと面白い浮き草を取り入れたい場合は、サルビニア・ククラータなんかがお勧めです!

他の浮き草と組み合わせて、横から見る水草レイアウトと同じように、上から見る浮き草レイアウトを楽しむのもいいですよ(笑

 

メダカの飼育に産卵(繁殖)と浮き草の密接な関係とは!?人気のお勧め浮き草をご紹介

 

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ベタに適さない水草

適さないと言っても、絶対にダメとかそういうのではないですが、葉の硬い水草を「密集」させる場合はちょっとばかし注意が必要です。

ベタは、大きくて優雅なヒレをヒラヒラとさせながら泳ぎますが、硬い葉でスパッとヒレに傷がついてしまう恐れがあるんです(汗

 

アヌビアス・ナナ

草食性の強い数多くのいかなる熱帯魚からも「食害されることはないッ!」と名高い、ド定番の水草のアヌビアス・ナナ。

分厚い葉に、硬ったい葉が特徴の水草ですが、その美しい見た目から非常に人気の高い種でもあります。

 

こういった硬い葉を持つ水草を「密集」させてしまうと、ベタが近くを泳いだり、驚いて水草の中に隠れ込んだときに傷がつく恐れがあるので注意が必要と言えます。

ただ、レイアウトの一部分に使用する程度であれば全く問題は無いので、気を付ける点としては「硬い葉を持つ水草だけでレイアウトを構成しない」という点に意識すればいいでしょう!

 

まとめると・・・

  • ベタに適した水草は「浮き草」と「葉の柔らかい種」
  • 葉の硬い水草はヒレが裂けるリスクあり
  • ただし、葉の硬い水草でも密集させなければそれほど心配する必要なし

 

水草にも多くの種類のものがありますから、葉の柔らかい種だけで探しても、美しいレイアウトが簡単に作れます。

・・・というか、アヌビアス・ナナのように、恐ろしいほど葉の硬い水草の方が逆に珍しいので、実際にはそれほど気にする必要もないといえますね(笑

少し広めの水槽で、飼育することでフィルターなどの設備が設置できて水質維持が簡単になりますし、水草レイアウトを作れば観賞価値がかなり高くなりますし、そのまま繁殖にもチャレンジすることが出来ます。

これだけ美しい熱帯魚ですから、水草を取り入れた水槽で飼育すると、さらに色彩が映えて綺麗ですよ!

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