カメ飼育は「水槽」「トロ舟・プラ舟」「衣装ケース」どれがお勧め!?特徴や良い点・悪い点

カメの飼育

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カメは非常に寿命が長く、ペットとしても人気の高い生き物です。

種類によって非常に大きくなるものなど、飼育する環境は変わってきますが、絶対に必要なのは飼育する場所、つまり熱帯魚でいうところの「水槽」ですよね。

水槽でも問題なく飼育が出来ますが、他にもトロ舟や衣装ケースを代用して飼育する方も多く、ある程度広いスペースを確保できるものであれば大抵の種に対応できるのも事実です。

とはいっても、さすがに飼育できれば何でもいいという訳ではなく、きちんとした飼育場所を作ってあげなくてはいけません。

まあ、カメを飼育するときのオススメのモノと言えば、上記で書いた「水槽」「トロ舟・プラ舟」「衣装ケース」のいづれかでしょう。

ここでは、それぞれの特徴やメリットとデメリットについてご説明していきたいと思います!

 

カメの飼育「水槽」

熱帯魚を飼育するのに必要不可欠な水槽ですが、カメの飼育に用いるのもお勧めです。

何といっても、横からカメの様子をじっくりと観賞できるのが最大のメリットと言えます。

また、水槽内を自分好みでレイアウトすれば、熱帯魚同様に美しい観賞価値のある水槽が作れます。

水槽自体にインテリア性があるので、部屋のスペースに設置しやすいのも良い所ですよね!

 

また、ヒーターの設置や水を綺麗にするフィルターの設置が容易で、外部から取り付ける便利アイテムを容易に設置できるのが嬉しいところでもあります。

 

水槽にはいろんなタイプがありますが、基本的に60cm以下の規格型(量産販売されているもの)は、安価で購入することが出来ます。

それを超えてくると、一気に値段が跳ね上がる場合が多いんですね。

熱帯魚の水槽のサイズとタイプ別の水量(ℓの計算式も)一覧|一番お勧めのサイズとは!?

 

カメは購入したときは手のひらに乗るようなサイズでも、成長すると大きくなるものもいるので、そういった種を水槽で飼育する為には、ある程度大型の水槽が必要になります。

水槽には大きく分けて、ガラス製とアクリル製があり、ガラス製は傷がつきにくいけど割れやすい、アクアリル性は傷が付きやすいけど丈夫という性質があります。

基本的に安価なガラス製でも十分かと思いますが、割れのリスクを考慮するなら、高価ではありますがアクリル製もチェックしてみるといいですね!

どっちがお勧め!?ガラス水槽とアクリル水槽の特徴や選び方|メリットとデメリットも!

 

また、水槽の設置には、基本的に「水槽台」も必要な場合がほとんどでしょう。

小型の水槽であれば、机やテーブルのスペースにも設置できますが、水が入ると重くなるので足の弱い場所に設置するのは避けるようにしましょう!

 

水槽のメリット

  • インテリア性が高く鑑賞に特化している(見た目は最強)
  • 外部的要素(フィルターとかヒーターなど)が設置しやすい
  • 60cm規格サイズまでは非常に安価

 

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水槽のデメリット

  • 物によっては非常に高価
  • ガラス水槽だと甲羅がぶつかり割れのリスクあり
  • アクリル性の大型水槽は超高価
  • 基本的に水槽台もセットで必要になる

 

 

カメの飼育「トロ舟・プラ舟」

ガーデニングなんかに用いられる「トロ舟・プラ舟」も、カメの飼育に良く用いられています。

とにかく丈夫で、サイズの大きなものであっても安価であるため、大きく成長するカメでも簡単に飼うことが出来るのが最大の魅力と言えます。

この丈夫な性質を生かし、玄関はもちろん、ベランダにも置けますし、庭に設置するのもいいですね!

 

ただし、玄関やベランダに置くとなると、ヒーターやフィルターの設置が難しくなります。

庭に設置するとなるとほぼ不可能ですよね。

なので、コンセントが必要なものを設置すしづらいのが難点です。(置き場所によりますが)

 

あと、最大の注意点でもありますが、ネットを被せるなど「脱走対策」をしないと、逃げられます(汗

なので、脱走対策をするとともに、ある程度高さのあるタイプを選ぶようにした方が絶対に良いです!

 

鑑賞は上から見る感じになりますが、あの「カメすくい」のような感じで、これはこれで面白いものがありますよ(笑

 

トロ舟・プラ舟のメリット

  • 強度に関しては文句なし!
  • 玄関・ベランダ・庭などでの飼育に適している
  • サイズに関わらず非常に安価なものが多い

 

トロ舟・プラ舟のデメリット

  • 横からの観察は不可(上から覗くしかない)
  • 【要注意】脱走対策しないと、気が付いたらいなくなってる・・・
  • 外部的要素(フィルターなど)が設置しにくい
  • 部屋置きはちょっと見た目に問題あり

 

 

カメの飼育「衣装ケース」

本来は衣類を収納する為のケースですが、これをペットの飼育に用いる方は非常に多いです。

例えば、人気のハムスターやハリネズミなど、小型のペットを飼育するのにも適していて、実際に衣装ケースで飼育している方もいるのではないでしょうか?

これはカメの飼育にも適しています。

部屋の中に設置しやすいですし、部屋置きであればヒーターの導入は簡単で、フィルターは種類にもよりますが設置可能です。

 

ただ、衝撃に弱く、亀裂やヒビが入りやすいので注意が必要です。

もともと水を入れるようなケースでは無いので、水漏れをしていないか常にチェックをするようにした方がいいでしょう。

 

衣装ケースのメリット

  • 透明度の高いタイプであれば横から観賞することが出来る
  • 非常に安価のものが多い

 

衣装ケースのデメリット

  • 曇りのあるタイプだと横からの観察はほぼ不可
  • 突然、水が漏れることがあるので要注意!

 

 

さいごに

室内で飼うとしたら「水槽」or「プラケース」、屋外であれば「ロト舟・プラ舟」と言ったところでしょうか。

水槽は水生生物の飼育に特化しているものですから、何かと設備の設置もしやすく飼育がしやすく、観賞価値も非常に高いのでオススメです。

プラケースは、水漏れこそ注意が必要ですが、広々とした空間を容易に確保できる便利アイテムであることに違いはありませんので、低コストで抑えたい方にはオススメと言えます。

また、玄関や屋外に設置して飼育を楽しみたい場合は、断然ロト舟・プラ舟がお勧めです!

それぞれの長所や短所を理解し、自分の飼育環境に合ったものを選ぶようにするといいですね。

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