高速で泳ぎまくる可愛すぎる小型ドジョウ「ロージー・ローチ」の飼育方法や注意点について

ドジョウの仲間

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可愛らしい顔つきや口、そしてヒゲ、、、低床の掃除屋としても人気のあるドジョウの仲間ですが、コリドラスとオトシンを合わせたような小型のドジョウに「ロージー・ローチ」という種がいます。

2006年に初めて輸入されてきた品種なので、観賞魚の歴史はまだ浅いですが、その可愛らしさから人気のある種となっているんですね!

大きさは3cmほどと、普通のコリドラスやオトシンよりも小さく、ローチの中でも特に小さいという珍しいドジョウなんです。

動きがとても素早く、そして激しく泳ぎ回る魚なので、群泳させると水槽全体が賑やかになって見ていて楽しい水槽になりますよ(笑

ここでは、ロージー・ローチの飼育方法や導入時の注意点についてご説明していきますね!

 

ロージー・ローチについて

ロージー・ローチは、ミャンマーのサルウィン川流域に生息する小型のドジョウです。

日本に最初に輸入されてきたのは、2006年の時なので比較的新しい品種です。

見た目はコリドラスとオトシンを合わせたような感じで、今後ますます人気が出てくるような熱帯魚であること間違いな居でしょう!

しかも、体長は3cmと超小型ローチで、混泳向きでもあるので、良いこと尽くしと言った存在なんですね。。。

 

体色に派手さはありませんが、体表に横一直線に走る太い黒線が特徴で、とてもシンプルで落ち着いた見た目が印象的と言えます。

主に水槽の低層~中層あたりを活発的に泳ぎ回る性質があります。

特に、移動する速度がメチャクチャ早いのがロージー・ローチを面白い所です。

まるで素早い熱帯魚がビックリして逃げ出すときのような速度で移動するんですね。

しかも、その速度でホバリングしながら水槽内を泳ぎまくるので、複数匹で入れると見ごたえ抜群ですよ(笑

 

ちなみに、名前の「ロージー」と言うのはバラを指す言葉ですが、ロージー・ローチのオスは、飼い込むと体色が赤色へと変化が見られるんですね。

この時のロージー・ローチの体色が、バラのような色彩を連想させることからこの名前が由来しているんです。

可愛らしい姿に加え、色の変化まで楽しめる熱帯魚なんですね!

 

ロージー・ローチの飼育データ

  • 体長:3cm
  • 水温:20℃~28℃
  • 水質:弱酸性~中性
  • 寿命:-
  • 参考価格:1匹あたり500円前後

 

ロージー・ローチは、体長が最大でも3cmほどの小型の熱帯魚です。

温和な性格で、他の同サイズ程度の熱帯魚との混泳に適しています。

とても素早く動き回りますが、体長が小さいため、コリドラスやオトシンなど生活層が重なる熱帯魚とも問題なく混泳できます。

丈夫で飼育しやすい熱帯魚なので、初心者でも気軽に飼育が楽しめます。

 

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痩せに注意!餌は全体に行きわたるように!

ロージー・ローチの飼育で注意する点は、この魚が「痩せやすい」という点です。

低層付近を泳ぐ熱帯魚なので、餌が行きわたらなければお腹が凹んで痩せが目立つようになってきます。

一旦、痩せてしまうと元に戻りずらい場合もあるので、全体的に餌が行きわたるようにしなければいけません。

 

餌は、人工飼料や生餌など、基本的に何でも食べる雑食性の強い魚です。

コリドラスやオトシンなどのタブレットタイプでも良いですし、乾燥イトミミズ、冷凍アカムシなんかは好んで食べてくれます。

中層以上の混泳魚に餌を横取りされて、低層に餌があまり行き届かない場合は、以下の方法を試してみてください!

【熱帯魚】プロホースのパイプ部分を使って低層魚へピンポイントに給餌が可能で便利!

 

飛び出しに注意を!

ロージー・ローチは、基本的には低層~中層あたりを泳ぎ回る熱帯魚ですが、時にものすごい速さで水面からジャンプするときもあります。

なので、水槽外に飛び出してしまう可能性も考えられるので、ロージー・ローチを飼育する水槽にはフタをしっかりとした方が安全です。

また、「水位」もギリギリまで高くすると飛び出し事故の原因になってしまうので、気持ち低めにした方がさらに安心安全でしょう。

 

ロージー・ローチの繁殖について

ロージー・ローチは、ローチの仲間では珍しく水槽内での繁殖例があります。

しっかりと飼い込んで、成熟したオスの色彩は赤色へと変化するので、その時になったらオスとメスの判別は出来ます。

オス1匹に対してメス2~3匹といったように、メスの割合を多くした方が成功率が高くなるとのことです。

確実に繁殖を狙うなら、該当個体を繁殖水槽に移して、別個で飼育するのが望ましいです。

産卵後は、親が卵を食べる恐れがあるので、元の水槽に戻すか、卵を回収して隔離する必要があります。

負荷に要する時間は、1日~2日といったところです。

稚魚はかなり小さいので、粉末状のベビーフードか、インフゾリアを与え、多少大きくなった段階でブラインシュリンプに切り替えるといった感じが理想です。

 

さいごに

恐らくローチ系では最小クラスの「ロージー・ローチ」は、見た目も可愛いし、素早い動きは本当に見ものです。

ホバリングしながら低層付近を高速で移動する熱帯魚とか、それだけで珍しいので、他には無い習性がロージー・ローチには見られます。

小っちゃくて温和な性格なので、他の熱帯魚と混泳させる種としても最適な種です。

是非、ロージー・ローチの魅力を楽しんでみてくださいね!

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