水草レイアウトの水槽を立ち上げてから、ちょうど1週間たったので使用している水草のウィローモス、リシア、グロッソスティグマの成長具合や思ったことをレポートしてみようと思います。
水草レイアウトを始めて1週間経ちました!
今からちょうど一週間前に水槽台を組み立て、水槽内にソイルをセットして、水草を植えて・・・と、自分なりにレイアウトしてみました。
上記リンクが、1週間前のセットしたての画像と、セットしている過程を書いた記事になります。
ご興味があれば是非ご覧になってください!
水草の成長具合
グロッソ・スティグマ
立ち上げ時にソイルに一生懸命植え込んだグロッソスティグマ。
植えてから間もなくして根を下ろし、新芽が出てくるのがすぐに確認できました。
成長速度はかなり早いように感じます。
グロッソスティグマは、いったん根を付けると新しい茎を横に伸ばします。
この横に伸びる茎を「ランナー」といい、横に伸ばしては根を下ろして新芽を吹かせるを繰り返します。
そうやって徐々に絨毯を作っていくんですね。
グロッソスティグマの植え方で、よく言われているのが「茎の部分をほとんど埋める」「斜めになるように植える」と育てやすいそうです。
これは、ソイルから抜けにくくするという理由があるんですが、実際に育ててみて”そうした方がいい理由”がよく分かりました。
グロッソスティグマは、前景に適した水草で高く茎を伸ばして育つ水草ではありません。
上記の画像のように、横へランナーを伸ばして横へ横へと増えていきます。
画像を見ていただければわかると思いますが、僕の場合は植えるときに結構茎を出した状態でセットしてしまったんですね。
ですが、グロッソスティグマの成長の特性上、茎はほとんどソイルに埋めて最上部の葉が見えているくらいでちょうどいいです。
そしてその時に斜めに植えてあげると、横にランナーが伸びやすい状態となるので綺麗に育てることができるはずです。
なので、グロッソスティグマは「葉の最上部が見える程度であとはソイルの中に埋める」「斜めになるよう植えていく」という2点をしっかりやっとけば最初から見栄えよく育てることができそうです。
まあ、僕のように茎をだして高く植えてしまった場合は、まだ根があまり張ってないのでセットしなおすのも手です。
とはいっても、この成長速度からいって小まめなトリミングが絶対に必要となるので、ある程度増えてきた段階で高い部分を切り取って高さを合わせるのもいいと思います。
あと、初めて植える水草だったので結構な数を購入して密集するように植えましたが、あまり多く購入しすぎると手入れが大変なくらい成長速度が速いです。
むしろ、少量だけを植えてランナーを伸ばして成長していく過程を観察するのも面白いかもしれませんね。
ウィローモス
ウィローモスは、流木にテグスで巻き付けて育てています。
まだ全然、茂みのようにはなっていませんが、全体的に新芽が出てきている状況です。
セットして1週間で新しい目がどんどん出てきます。
ウィローモスを流木に巻き付ける際は、モスを薄く張る程度がいいす。
僕の場合は、結構厚くしてしまったのですが、特に厚くモスを巻いた部分は下の方が腐敗してきます。
腐敗した部分をそのままにしておくと水質悪化の原因になるので、できる限り取り除くようにしたいですね。
また、所々茶色に変色している部分も出てくるので、その部分はカットして取り除くと見栄えが良くなります。
リシア
リシアもウィローモス同様に、流木にテグスで固定して育成しています。
芝のように上に上にと伸びてくる水草で、成長速度も速いように感じます。
二酸化炭素を添加して、ライトを照らすと光合成して気泡を付ける姿なんかがとても魅力的な水草ですね。
やっぱり出現した「茶ゴケ」
立ち上げたばかりの水槽では、まず間違いなくといっていいほど発生するのが「茶ゴケ」です。
バクテリアがまだ十分に繁殖していなくて、水質が安定していないというのが主な発生原因となります。
よく水槽の内側の面や、水草の葉の表面に発生します。
水槽面に発生すれば見栄えが悪くなるし、水草の葉に発生した場合は見栄えが悪くなるだけではなく、光合成に大きな支障をあたえて枯れる原因にもなりかねません。
この茶ゴケは水質が安定すれば自然と消滅します。
水質が安定するまでは、発生した茶ゴケは早急に掃除してきれいにするようにしたいですね。
激落ちくん使用で水槽面をらくらく掃除
水槽面の茶ゴケは拭き取ればすぐに取れるので、特に専用のクリーナーを買わなくても身近なもので対処できます。
オススメは、100均で売ってる激落ちくんとかのスポンジを使用することです。
トリミング用の長いピンセットに刺して使うと便利です。
茶ゴケ程度なら軽く擦るだけで一瞬で綺麗になります。
水草のゴケを掃除してくれるヤマトヌマエビ
スポンジだと水槽面は綺麗にできますが、水草まではさすがに対応できません。
そこで、水草に発生したコケ対策としてオススメなのが「ヤマトヌマエビ」を入れることです。
コケを綺麗にしてくれる生体として、昔から定番で人気があります。
似たような種類でミナミヌマエビという種類のがあって、よく両者は比較されますが。
コケを掃除する能力だけでいえばヤマトヌマエビの方が「圧倒的」に上です。
大きさ自体がヤマトヌマエビの方がデカイので、その分食べる量も多いのでしょう。
ただ、ミナミヌマエビは水槽内で繁殖が容易なので数でヤマトヌマエビのコケ処理能力を上回るかもしれません。
ヤマトヌマエビを繁殖させるには汽水(淡水と海水が混ざった水)でなくてはいけないので、水草レイアウトでの繁殖は不可能です。
よくお腹に卵を抱えている姿を目にしますが、繁殖することはないです。
コケ取りとしてじゃなく、繁殖も楽しみたいという方はミナミヌマエビ、数は増やしたくないという方はヤマトヌマエビを選ぶといいかもしれませんね。
まだ水槽を立ち上げて1週間。
美しい水草レイアウトを目指して日々メンテナンスを怠らずに頑張ります!